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在宅勤務介護日記_父の年代の人生観

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  母の薬を出してもらいに、かかりつけ医のところに行きました。 このかかりつけ医は亡くなった父も大変お世話になった先生で、 わたしが母の用で受診すると必ず父の話をなさいます。 「お父さんの声、忘れられへんなあ」と言ってくださるので 「いつも思い出してくださってありがとうございます」とお伝えします。 お父さんは話し好きな人やったなあ、とおっしゃいます。 そうだと思います。父のおしゃべり好きに辟易としていた家族は 父と話することを避けていたので、 その反動なのか父は外出先でおしゃべりを楽しんでいたようです。 「わたしは悪い娘でしたので、今になって父にかわいそうなことを したなと思います」と先生に話しますと、 先生は、なぜ父と仲が悪かったのか、年を取ると丸くなるっていうやないか、 お父さんはええ年寄りやったやろ?と。 年を取ると丸くなるというのはたぶん70歳代ぐらいまでの高齢者、 自分の老いに対してまだ余裕のあるうちで、 それ以上になるとどんどん口(くち)にブレーキが利かなくなるみたいだと思う、 とわたしが言うと、先生は「それもそうかもな」と。 「おそらくおじいさんのころは人生せいぜい70年ぐらいと考えられていた、 その価値観を引き継いで成長してきた年代がお父さん世代や。 予想外に長生きになってどうしていいのかわからない人も多いはずや」と 先生がおっしゃいます。 父の年代は第二次大戦の影響をしっかりと受けていて、 終戦を境に180度価値観を変えざるを得ない年代。 世相に振り回された父もかわいそうだったなあ、と思います。 そんな会話をかわした、”母のため”の受診日でした。

在宅勤務介護日記_サルコペニア、フレイルとロコモの違い

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サルコペニア、フレイル、ロコモ。高齢者の健康について語られる際、よく聞く言葉です。それぞれどういった意味があるのか調べてみました。 サルコペニア とは英語で"sarcopenia"と綴ります。これは加齢により骨格筋の筋肉の量や筋力の低下が生じることを意味します。 フレイル は 高齢者の筋力や活動、つまり全身の機能が低下している状態を指します。英語 frailtyの訳語として2014年5月に一般社団法人日本老年医学会が提唱した言葉です。 ロコモは ロコモティブシンドロームの 略で英語では"locomotive syndrome"と綴ります。運動器の機能低下により介護が必要になるリスクが高い状態のことを意味します。 (サルコペニア、フレイル、ロコモティブシンドロームについてはこちら 「生活習慣病 ロコモティブシンドローム/サルコペニア/フレイル」 をご覧ください。わたしの文章よりもずっとずっと役に立つ内容です) サルコペニアは身体機能の低下のみを指していますが、フレイルはサルコペニアに加え活動も低下していることを指します。ロコモティブシンドロームは運動機能の低下に特化した言葉のようです。 こうやって意味の違いを並べてみると、この3つは切っても切れない関係性にありそうです。

在宅勤務介護日記_母のマニキュア

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  久しぶりの投稿です。 大変暑い日が続きますが、みなさまお元気でしょうか。 我が家は母も含めて元気です。 最近、母にマニキュアをしています。わたしがネイルを塗っています。 若いころ、母はマニキュアを塗ってはいませんでした。父が母に買わなかったというのもありますが、指輪もしていませんでした。 しかし昨年晩秋、同居の姉が入院することとなり母もかなり心配し気落ちしていたので、その気分を上げてもらおうと母と話し合って母のために指輪を買いました。 指輪といっても宝石ではなく、ハンドメイドの大きなボタンを細工して飾っている指輪です。母は若い時洋裁を生業にしていたこともあり、このボタンの指輪は大変喜んでくれました。指輪をはめた手をずっと眺めて喜んでいました。 そのうち「マニキュアもしてみたい」と言い出しましたので、淡いパール系のピンク色を、二週間に一度程度塗り直しています。 カラーもトップコートも3回塗り重ねますので、面倒で時間もかかります。でもわたしはできる限り続けようと思っています。というのも、もし今後母がわたしが娘であるということを忘れてしまっても、マニキュアをしてくれる人として覚えていてほしいと思っているからです。 これは実はどなたかの受け売りなんです。SNSのどこかで「今後母がわたしが娘だいうことを忘れてしまったとしても、マニキュアをしてくれる人として覚えていてほしい」という投稿を見たことがあり、それが忘れられないのです。 なんらかの形で最後まで母の心の一番そばにいたいと思います。

在宅勤務介護日記_充電ケーブル

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  うちの母は調べ物をしたり、Tverを観たり、自宅で音楽を聴いたりするのにタブレットを使います。最近タブレットを重そうにしていたので、軽量のものを新調しました。ここでわたしが失敗したのが、端子の種類を確認しなかったこと。 新しいタブレットの端子が今までのものとは異なっており、扱いに繊細さが求められそう。母が自分で充電するのも少し難しそうなのです。 母のタブレットだし母が手軽に充電できるいい方法はないだろうか...と調べてみると、マグネット式の充電ケーブルというのがあるのですね。今まで知りませんでした。 それは、充電ケーブルといろんな種類のコネクタがセットになっていて、本体の方にコネクタを差し込んだままにして使います。そのコネクタがマグネットとなっており、電源ソケットに差し込む充電ケーブルの方もマグネットになっていて、ぴたっとくっついて充電が可能となります。コレはラクです。 今までは端子部分に表裏があったり、端子部分を傷つけないようにと丁寧な抜き差しが求められたりしたのですが、この充電ケーブルならまず表裏は気にする必要はなし。さらにマグネット式なので片手で装着OKで繊細な抜き差しは不要。さらに充電ケーブルの方にLEDライトが点灯するのでこれも便利。母にも手軽に充電してもらえます。もっと早くこれを使っていればよかったなあと思っています。 ちなみにこれを検索するなら「マグネット 充電ケーブル」でヒットします。 サンワサプライ通販サイトでは例として こちら が該当します。 (サンワサプライさんからは何ももらっていませんよ)

在宅勤務介護日記_ヒートショック

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  Unsplash の Yosuke Ota が撮影した写真     家族ぐるみでお付き合いのあるご家庭の高齢者が、浴室のヒートショックで重篤な状態となりその後お亡くなりになったと聞きました。もう少しコロナが収束してきたらお会いしたいと思っていたところなので、大変おどろき悲しんでいます。 ヒートショックという言葉はよく聞きますが、このような悲しい経験をしたので少し調べてみました。 ヒートショックとは 寒い時期に、暖房のきいた部屋から、廊下やトイレ、浴室などに行くと、急な寒さで身体がゾクゾクすることがあります。急激な温度変化がもたらす身体への影響を、ヒートショックといいます。部屋の移動に伴い、室温などが急激に変化することで、血管が急激に収縮し、血圧が上昇することで、意識消失や、脳卒中、心筋梗塞への危険が高まります。 引用元: 東京都消防庁   入浴時の血圧の変動は、暖かい室内(安定)から寒い脱衣所(血圧上昇)へ、そして寒い浴室(血圧がさらに上昇)の熱い浴槽(血圧の急激な低下)と、大変めまぐるしく、その結果失神して浴槽で溺死という結果になるそうです。 年間全国でどれぐらいの人が入浴中急死となるかと言いますと...   東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査では、2011年の1年間で、全国で約17,000人もの人々がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されました。この死亡者数は、交通事故による死亡者数の3倍をはるかに超え、そのうち高齢者は14,000人と大多数を占めています。 引用元: リーフレット「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」 我が家では、ありがたいことに浴室暖房がついていて、入浴時にはそれを使っています。さらに注意していることは ・浴室と脱衣所の温度を上げるために母以外の人が母より先に入浴する ・母の直前に入浴する人は、浴室の扉を開けて脱衣所も温めておく ・母の入浴中は一度は必ず声をかける です。 以上こちらを参考にして書かせていただきました。 お風呂の湯船にも危険 交通事故死より多い入浴中の死亡 入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう 何かのお役に立ちましたら・・・。

在宅勤務介護日記_名前書きを助けてくれる文具

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  入院となった場合、病院によっては生活用品をすべて持ち込まなければならないところもあります。そのときに面倒なのが持ち込み品への名前書きです。 さらさらっとフリーハンドで美しい字が書き続けられる方(超うらやましい)は良いのですが、わたしは悪筆なのでこの名前書きがとても苦痛です。消えないように油性ペンで書きますから、退院後持ち帰った品々に自分の汚い字がずっと残るわけで、いやな気持になります。 それで今回母の入院からは家庭用のラベルプリンターを使いました。家庭用ラベルプリンターとは商品名でいうと テプラ(キングジム) ネームランド(CASIO) ピータッチ(ブラザー) があります。 ラベルプリンターは専用プリンターにロール状になった専用ラベルシールを装てんし、文字を編集して印字するという仕組みです。文字編集をパソコンやスマホでできるものもあります。 わたしが選んだのはテプラです。これは以前いた職場で多用していて使い慣れていたからです。テプラは文字編集をパソコンで行うことができます。 プリンター本体も専用ラベルシールも安いものではありませんが、一度に何枚も印刷できますし、ラベルシールが不要になったら貼り付けた物品からはがせるところや、文字が手書きではなく整っているところが利点だとわたしは思っています。 ラベルシールは、色や幅のバリエーションが豊富な上、アイロンで衣服に貼り付けられるもの(持ち込んだパジャマに使用)、強粘着で水に強いもの(歯ブラシやコップ等に使用)などいろいろありますので用途に合わせて利用できます。 母の入院だけではなく、施設に入った親戚や友人に物品の差し入れをする場合にこのラベルシールで名前を入れて渡しています。

在宅勤務介護日記_看護師さんの気遣い

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  コロナ禍で家族を入院させて一番つらかったのは、直接会えないことでした。会ったからと言って何を話すわけでもないのですが、家族であれば顔色や表情、仕草等から感じられることは多いものです。 そんな患者家族の感情をおもんばかってのことでしょう、母が入院していた病院ではちょっとしたことですが面会できない患者と家族に対する気遣いがありました。 例えば、必要物を病棟に持って行ったときのことです。わたしは平日は在宅の仕事を終えてから夕方病院に行くので、だいたい決まった時間に病院に行きます。その時間に合わせて看護師さんが母をトイレに連れて行ってくれて、トイレから母の病室まで戻るとき、わざわざ遠回りしてわたしから母の姿が見えるような経路で連れて帰ってくださったりということがありました。 また母のベッドが窓際だったときは、通路から見える位置だったので取り次いでくださった看護師さんが「ここからならおかあさんの姿が見えますよ。今、わたしがおかあさんのところに行って『家族さんが見えてますよ』と声をかけてきますね」と言ってくださって、母とお互いに手を振りあったこともあります。 些細なことですが、看護師さんもお忙しい中そういった気遣いを示してくださると、本当にありがたいなあとそのたびごとにじんわり来ておりました。
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