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7月, 2017の投稿を表示しています

在宅勤務介護日記_介護の再認定中です

この春に要介護1に認定された父ですが、認定直後から体調が悪くなりました。 春に調査員さんが調査に来られたとき、わりとしゃっきりと受け答えをしていた父。たとえば調査の中で認知機能をチェックするためのいくつかの質問があります。その中で自分の名前を尋ねられた時も「姓は○○、名は××、齢(よわい)は満で86です」と寅さんみたいなもってまわったことを言っていました。 また調査員さんから「○○さん、今の季節は春夏秋冬でいうとなんですか」と尋ねられると、父は春の季語が入っている自分の知っている俳句を詠んでいました。(「で、結局は季節は何なんですか」と尋ねなおされていました) 昔からめんどくさい父なので、こういう受け答えは家族としては想定内でしたけど(苦笑)。 また運動機能のチェックも、床からすっくりと自立し部屋を支えなしでゆっくりと歩いていました。そのころは身の回りのことも時間をかけてならできていました。 しかし要介護1に認定された直後、歯の治療のため神経を抜いたところ急な高熱が出て動けなくなりました。その後体調があれよあれよと悪くなり、起き上がるとかなりふらつく状態になりました。原因は第一腰椎の「いつのまにか骨折」からくる腰痛、持病の耳からくるめまいやCOPDによる息切れからかもしれませんが、一度庭で転倒、後頭部を裂傷、出血がひどかったので救急車を呼びました。 そのあと「足がしびれる」「目が見えにくい」と言ったり、めまいがさらにひどくなって横になっていても「目が回る」と大きな声を出すことも。たいていのめまいは「ちょっと我慢してみて」と言っているわたしですが、そうなると不安になり(後頭部裂傷の後遺症か?とか)、行政がやっている健康相談ダイヤルに相談後アドバイスに従って救急車を呼ぶことがありました。実は認定を受けてから一か月以内に救急車を3回呼ぶ事態があり、救急病院の人に「最近何度か救急で来られていますよね」と言われました。(ー_ー) 救急対応してくださった看護師さんの中には救急車で何度もやってくる我が家に、何か問題があるのではと思われたのか、くわしく話を聞いてくだる方がおられて「今のような(ほとんど起き上がれなくて身の回りのことを家族がすべて行っているという)状態なら要介護1というはずはありません。再認定を受けるべきです。今なら介護度が上がると思うから、ぜひ再認定を」と言われまし

在宅勤務介護日記_今年はまるで鳥の巣

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  毎年父ががんばって世話してきた我が家の家庭菜園。 今年は夏野菜の植え付けのシーズンに父が動けなかったこともあり、母とわたしでなんとか作りました・・・。 いざ自分がやってみると、庭先の家庭菜園とはいえ大変です。去年まで、父が日がな一日庭で手入れをしていたのを見て「何やってんだろう?そんなにすることあるんかな」と思っていましたが、なんのなんの猫の額ほどの畑でものなかなか手がかかるものなのだなあと実感。 キュウリやトマト、ゴーヤーも植えた後伸びていく過程で支えを立てて、そこにまめに誘引していかないといけないなんて。それができていない今年の畑は、どこを見ても鳥の巣みたいに複雑に絡みあって見た目もかっこ悪いです。父は偉大ですワ。 父もまた元気になって、せめて庭をひょこひょこ歩けるようになるといいなあと思っています。 これは今年のプチトマトです。トマトのヘタは通常サイズですが実がとても小さくてまるでイチゴみたいな紡錘形しています。1センチにも満たないサイズでとてもかわいい! いちごみたいなプチトマト 追記 今年のプチトマト全部がこんな小さい訳ではありません。通常のプチサイズのが99%ぐらいで、ごく一部がこのようなイチゴみたいなとてもかわいらしいものでした。

在宅勤務介護日記_意外でした

  この春父が介護認定を受けることになり、いろいろと調べてみました。 まず意外だったのが、介護度はどれだけ介助に時間を取られるかで決まってくるということでした。 わたしはてっきり介護される人の健康状態がどれほど悪いかではかられているのだと思っていました。 そういえば父の介護認定の調査員さんが家族への聞き取りの中で「お父さんは気難しい方ですか。手のかかる人ですか?」というようなことを尋ねていました。 そのときは「なんでそんなこと聞くんだろう。そりゃ父はめんどくさい人だけど、そんなん他人さんに知られたくないワ」と思っていました。が、介護を受ける人の性格によって介助にかかる時間も変動するものですし、そうなると介護度も変わってきます。   こちらの資料がわかりやすいように思いました。(文字ばかりですが) 「 要介護認定の仕組みと手順 」(厚生労働省老人保健課)   我が家の本当の介護生活ははじまったばかりです。

在宅勤務介護日記_低カリウム血症

  父はカリウム過多に注意しないといけない 、と以前書きましたが 、一方母のほうは低カリウムに注意するようにと主治医から言われています。 低カリウム、正式には「低カリウム血症」と呼ぶそうで、これはその名の通り血中のカリウム濃度が低下することでおこる症状です。その症状は、頭痛、むくみ、息切れ、脱力感、手足のしびれ、ひどいときは立っていることもできなくなるとのこと。ひとりでいるときにこうなって倒れたりしたら大変! 母が持病のために服用している漢方薬にはカンゾウが含まれており、これが低カリウム血症の原因になることがあるそうです。調べてみると、カンゾウに含まれるある物質が、ナトリウムの再吸収を促進させてカリウム排泄を増加させるために血液中のカリウムが不足してしまう、ということのようです。 カンゾウが含まれる漢方薬には何があるのかを調べてみると、葛根湯、加味逍遥散、桂枝湯、小青龍湯、麦門冬湯などなど今我が家にもある漢方薬の名前が並んでいました。これを複数同時に服用してはダメと友人の薬剤師は言っていました。漢方とはいえ、やはりよくない飲み合わせがあるんですね。 親が「あそこが痛い」「ここが悪い」と言い出すと、手っ取り早く素人判断で手元にある薬を飲ませてきましたが、それは大変危険なことのようです。以後気を付けます・・・。

在宅勤務介護日記_シンプルにしたいけど

  SNSでよく見る、シンプルで統一感のある、非日常的な部屋。部屋に統一感を持たせるためには物の色を少なくするとか色のトーンを揃えると良い、とはわかっている。でも!高齢者がいるとこれは無理。 両親ともに白内障で手術済ではある。でもだからと言ってばっちり見えているわけではない。目立たない色のものなんか、目の前にあっても見つけられない。また目立たない色のものが床に落ちていたり置いてあったりして、それにつまづいてケガをしてしまうと大変、となると高齢者がいる家にあるものは自ずと目立つ、派手な色合いのものとなる。 たとえば我が家の浴室用においているもの。 我が家の浴室は薄いクリーム色のユニットバスなので、浴室で使う物は白っぽいものとか透明なものにしたい。けどそうしてしまうと浴室から両親が「あれが無い、これが無い」と言い、わたしの出動回数が増える。 今は、お風呂椅子は茶色、洗面器は青、ナイロンタオルは緑で、石鹸入れはシルバー、掃除用スポンジは大きな水色のものです。シャンプー、リンスのボトルにはでかでかと「シャンプー」「リンス」と書いてあり、本当ににぎやかな、というか落ち着きのない浴室になっています。 最近は、「小さいものほど目立つ色にする」ことを注意してもの選びをしています。
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