在宅勤務介護日記_ヒートショック

 

UnsplashYosuke Otaが撮影した写真   

家族ぐるみでお付き合いのあるご家庭の高齢者が、浴室のヒートショックで重篤な状態となりその後お亡くなりになったと聞きました。もう少しコロナが収束してきたらお会いしたいと思っていたところなので、大変おどろき悲しんでいます。

ヒートショックという言葉はよく聞きますが、このような悲しい経験をしたので少し調べてみました。

ヒートショックとは
寒い時期に、暖房のきいた部屋から、廊下やトイレ、浴室などに行くと、急な寒さで身体がゾクゾクすることがあります。急激な温度変化がもたらす身体への影響を、ヒートショックといいます。部屋の移動に伴い、室温などが急激に変化することで、血管が急激に収縮し、血圧が上昇することで、意識消失や、脳卒中、心筋梗塞への危険が高まります。

引用元:東京都消防庁 


入浴時の血圧の変動は、暖かい室内(安定)から寒い脱衣所(血圧上昇)へ、そして寒い浴室(血圧がさらに上昇)の熱い浴槽(血圧の急激な低下)と、大変めまぐるしく、その結果失神して浴槽で溺死という結果になるそうです。


年間全国でどれぐらいの人が入浴中急死となるかと言いますと... 

東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査では、2011年の1年間で、全国で約17,000人もの人々がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されました。この死亡者数は、交通事故による死亡者数の3倍をはるかに超え、そのうち高齢者は14,000人と大多数を占めています。

引用元: リーフレット「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」


我が家では、ありがたいことに浴室暖房がついていて、入浴時にはそれを使っています。さらに注意していることは
・浴室と脱衣所の温度を上げるために母以外の人が母より先に入浴する
・母の直前に入浴する人は、浴室の扉を開けて脱衣所も温めておく
・母の入浴中は一度は必ず声をかける

です。


以上こちらを参考にして書かせていただきました。

お風呂の湯船にも危険 交通事故死より多い入浴中の死亡

入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう


何かのお役に立ちましたら・・・。

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