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6月, 2016の投稿を表示しています

在宅勤務介護日記_説明するのはムズカシイ…。

  友達に「転職をして在宅勤務者となった」と言ったあとに来る 質問は 「その仕事はどうやって見つけたん?」か「どうやって仕事して るん?」のたいていどちらか。今日は「どうやって仕事してるん?」の方のお話。(どうやって見つけたん?編は こちら から) 「自宅でインターネットを使ったWeb会議を使い、他のメンバーと映像と音声と資料共有でコミュニケーションを取りながら、まるでオフィスで顔を合わせる ようにして事務仕事をしている」なのですが、この説明がなかなかムズカシイ。 まず難しいのが、「インターネットを使ったWeb会議」の説明。相手が持っているインターネットや通信に関する知識を予想して、その範囲内でわかっていただけるように説明しているつもりなのだけど、こういった知識がほとんどない方、「インターネット」というだけで「あ、だめ」と理解の耳が閉じてしまう方もいらっしゃいます。 説明してみて、今までのところ一番の強敵(敵ってwww)はお隣の一人住まいの奥さん(85歳)かなあ。ご主人をなくし、お子さんたちは独立して別のところに住んでいる、日ごろインターネットに接する機会が無さそうなお方です。 平日もわたしの車がガレージにずっとあるのに気づいていた奥さん。「お姉ちゃん体調悪いの?」と心配してくださったので、「最近、在宅勤務で、家で事務の仕事をしているんです」と言いました。その瞬間奥さんが「え?」という表情になって、思考がとまっちゃった感じが漂ってきます。 一般的な言葉を選んで「インターネットを使ってテレビ電話みたいなものを使ってやってるんですよ」と重ねて言ってみましたが、奥さんの表情に浮かぶ「?」は消えることもなく、奥さんとの距離感は縮まるはずもなく…。やむなくこれ以上の説明は断念しました。ううっ、奥さんうまく説明できなくてごめんなさい(; ;)。 今後在宅勤務が身近になって知らない人がいない、というようになればよいなあと思います。

在宅勤務介護日記_「元気だったら医者に来い」

母の具合が思わしくなかったので、かかりつけ医に行く母に付き添いました。 このお医者さん、両親もわたしも見てもらっている我が家の ホームドクターです。 母の診察が終わったとき、この一週間この先生のところへ来ていない父への伝言がありました。 「お父さんに『元気やったら(かかりつけ医のところに)おいで』ってゆーといて」。 「元気だったら医者に来い」ってなんか笑い話みたいですが、先生の説明を聞くと納得できるものがあります。 お年寄りはどうしても出かけていく先が限られてくる。医者ぐらいしか出かけて行くところがない人も大勢いる。努力して体を動かしている人でなければ、外出でもしない限り歩いたりはしない。 だからお年寄りは、体を動かすために病院に来て、看護師さんやお医者さんたちと会話して脳に刺激を与えた方がいいと思う。そんな気力もなくなったら、本当に心配しなければ・・・ということみたいです。 「来てもらったら、病院の利益になるからじゃなの?」という穿った見方もありますが、(かかりつけ医があまりどんどん薬を出すタイプじゃないというのもあって)あながち儲け主義で言っているのではないように感じました。

在宅勤務介護日記_在宅勤務の仕事を見つける方法

  近隣の友達に「転職をして在宅勤務者となった」というとたいてい 「ん?」という顔をされます。 「在宅勤務」の一般的なイメージはすでに正社員として就労している人が会社から在宅勤務を認められるというもの。わたしのように「在宅勤務の仕事を探して、転職をし・・・」と聞けばそういう反応になるのは仕方ないかなと思います。 で、次に来る質問は「その仕事はどうやって探したん?」か「どうやって仕事してるん?」のたいていどちらか。 「その仕事はどうやって探したん?」の典型的なパターンを会話形式でご紹介すると・・・ 友達「「その仕事どうやって探したん?」 わたし「ふつーにハローワークで見つけたよ?」 友達「え、そんなんハロワで見つかるもんなん?!」 わたし「そう思うやろ~?www わたしも『ハロワじゃ無理やろ』って思っててんけどな。だめもとでハロワの窓口で『在宅の仕事を探しているんですが』って相談すると、『キーボードのついている検索機で、フリーワード検索してみてください』って言われたから、その通り探してみたら、見つかってんwww」 友達「そんな仕事ようけ(関西弁で『たくさん』の意)あんの?」 わたし「いや、ない。"在宅勤務"で検索しても検索結果は9割方が「在宅医療」や「在宅介護」を提供する施設でのお仕事。わたしが探していた本当の在宅での勤務の仕事は1割ぐらいかなあ。検索範囲も全国で探さないとなかなかないわぁぁぁ」 見つけた方法の説明はたいていここまでスムーズにいくのですが、「どうやって仕事をしているのか」の説明はなかなかムズカシイ・・・。 そのことについてはまた別の日に。

在宅勤務介護日記_剤型まちがい

すこし前のこと、父(85歳)が「新しく処方された薬を飲んで、めまいがする」と言って嘔吐しました。 父は耳と鼻が悪いからか「めまい」という副作用が出やすいみたいなので、副作用でめまいが出ないような薬に極力してもらっているはずなのに、お医者様も完全じゃないし、いろんな科にかかるし、父も「自分はめまいが出やすいので」というのを忘れる、というようなことがあってときどきこういうことがあります。ひどいときは立ち上がれなくなるので、やむなく救急車を呼ぶこともあります。今回はまだ程度が軽く自力で歩けたので、わたしが医者に連れていくことに。 で、仕事が終わり次第早々に父を連れてかかりつけ医のところへ。終業後すぐに出かけたいので、根回しとして、仕事の合間に父にちょこちょこと「今日は○時がすぎたらすぐに医者に行くから、準備しておいて」と声をかけ、仕事終了後5分で家を出ました。(これが在宅勤務のメリットのひとつです。) 今回ちょっと心配なことが。 めまいの原因と思われる、新しく処方された薬を持参して受診し、先生に見てもらったところ、先生が「ちょっとまて」と。「なんでカプセル剤なんや?カルテには錠剤と書いてある。薬局で変えてもらったんか?」と。高齢者が飲むにはカプセル剤では大きすぎるようです。で、この先生が「ちょっと待って」と言って院内事務所に確認に。 するとそこで処方箋の作り間違いであったことが判明。(しっかりしてやー) かかりつけ医に言わせると「まだまだ頭はしっかりしてはるで」という父ですが、新しく出された薬に関しては父自身に予備知識もないことだし、出された薬はやっぱりわたしがチェックしないといけないなあと反省。

在宅勤務介護日記_出勤前の一仕事

  今日からブログを始めることになりました。内容はタイトル通り、老親と一緒に生活しながら在宅で仕事をする、という日常をぼちぼち書いていきます。よろしくお願いしますね~。 このところ咳が出て体調が悪い父親(85歳)。若いころの喫煙の習慣がたたりCOPDです。 COPDとは、 慢性閉塞性肺疾患 といいます。有毒な粒子やガスの吸入による進行性の疾患で、一般的に本人の喫煙の習慣に起因しますが、場合によっては他に職業上の粉塵や化学物質、受動喫煙などがあります。 有害粒子により肺胞や気道の炎症・破壊が起こり、それが運動時の呼吸困難、慢性の咳・痰へと進行します。 ということで、父の肺の機能は同年代の健康なご老人に比べると半分程度らしいです。 そんな父が気にしていることは庭のモッコウバラの樹形が崩れていること。アーチ仕立てになっているのですが、このところの雨でぐんぐん伸びてしまい誘引が追い付かない模様。 骨粗しょう症もある父、主治医から「階段3段以上高いところは上ったらアカンで」と言われているし、きびしーわたし(家族からは鬼看護師長とも呼ばれる)のチェックの目もあるしで、枝の剪定ができない。ということで本日は出勤前の一仕事。わたしがちょっきんちょっきん、手近なところは切りました。でも高いところに上がるとちょっとめまい(@_@)が・・・。で、ほかは友人にお願いしました。こころよく引き受けてくれるお友達、ありがとー! WEB会議室を使って家に居ながらまるで出勤しているかのように仕事ができる在宅勤務。おかげで通勤に時間を使わない分、朝の時間に家事をひとつふたつ余分にこなせるのがありがたいです。
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