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10月, 2022の投稿を表示しています

在宅勤務介護日記_今年も収穫しました

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  今年も庭のキウィを収穫しました。前の家から持ってきた30歳を超える木ですが、収穫した実の重さをはかると1.8kgありました。 キウィは樹上では完熟しない果物です。ここにリンゴを一つ入れて追熟させます。 リンゴの追熟について→ こちら から リンゴでも追熟に向くもの向かないものがあるようで、向くのはジョナゴールド、津軽、王林、向いていないのはふじ、サンふじのようです。早速買ってきてキウイと一緒に入れておきましょう。 庭のキウイを収穫するといよいよ冬が来るという感じがします。

在宅勤務介護日記_自分の親の後見人になるとは

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  自分の親の後見人になる、という決定をする方もいらっしゃると聞いて、ふと疑問がわきました。親の財産などを引き継ぐのに相続するだけではだめなんだろうか、後見人を立てないといけなんだろうか・・・。 調べてみるとこういった場合に後見人を立てる場合があるようです。 「父親が亡くなったが遺言が無い。父親の法的な財産の相続人のうち一人は母親だが、その母親が認知症などで判断能力が低い。母親が相続した遺産を守るために後見人を立てたい。」 この例は統計に如実に表れています。こちらにある最高裁判所の 統計資料 を見ますと、成年後見制度の申し立てを開始する原因の6割以上が「認知症」、最も多い申し立ての目的は「預貯金等の管理・解約」でこれが3割を超え、次いで「身上保護」「介護保険契約」となっています。もうぴったりあてはまっていますね。 成年後見制度には,大きく分けると,法定後見制度と任意後見制度の2つの制度があります。 この違い、ざっくりいうと、すでに判断能力が失われてしまった人に対して、本人,配偶者,四親等内の親族,検察官,市町村長などの申し立てにより家庭裁判所が後見人を選任してつけるのが法定後見人、まだ判断能力が十分あるうちに本人が「この人に後見人になってほしい」と選出するのが任意後見人ということのようです。(任意後見人の選任も家庭裁判所が行います)ですが、「後見人」というと狭義では前者の法定後見人を指します。 成年後見制度の歴史は浅く、Wikipediaによると制定されたのは2000年。それまでの禁治産・準禁治産制度に代わって制定された制度とのことでした。成年後見制度、任意後見制度について詳細は最高裁判所のウェブサイト、 こちら にあります。

在宅勤務介護日記_母の薬の一覧表を作りました

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  処方箋薬局ごとに在庫する薬品のラインナップが異なっていて、1月まで入院していた母が退院時に処方された薬を地元の訪問診療医に処方してもらうとき、ドクターと処方箋薬局の薬剤師さんが大変だった、ということを こちら で書きました。 母の退院後はじめてかかりつけ薬局でお薬を処方してもらったとき、退院時に病院から受け取ったそれまで見慣れていた薬とはまったく変わっていたので、面食らいました。薬剤師さんは「お薬の説明」をわたしに見せながら、今までの商品名と新しく処方されるお薬を突き合わせて説明してくださいました。 「これは今まで〇mgを1日3回処方されていましたが、今回からは〇mgの三倍の濃度の物を一日一回の処方にしますので~」などという説明も丁寧にしてくださったのです。が、本当に申し訳ないですけどだんだん理解の耳が閉まってしまいまして「帰宅してから自分でチェックすればいいやんね」と、最後の方は上の空となっていました。(一生懸命聴いているフリはしましたよ、失礼が無いように。薬剤師さんごめんなさい) お薬の種類が多いということは処方から漏れることもあるだろうなと思い、わたしは母の薬の一覧表を作り、薬を処方してもらうときは医院の受付でこれを提出しています。以前は小さな付箋で手書きをして持って行っていましたが、薬の種類が増えたこともありこのような表にしました。(表内の一般名商品名はサンプルです)    # 一般名 商品名 1 ファモチジン口腔内崩壊錠…. ガスターD… 2 酸化マグネシウム…. マグミット… 一包化するものしないものをそれぞれ別の表にして、母の名前と医院に行く日付を入れて1枚の紙に印刷しています。(一包化とは、薬を個々の PTP包装 から出して同じ服用のタイミング一回分ずつ小さな袋に入れてもらう作業のことです。) #欄をつけたのは、薬が何種類なのかを一瞥するだけで把握するためです。 薬が余っていて今回は不要という場合は、該当する行に取り消し線を入れます。 母の訪問診療医はこうしたやり方を「いいやり方だ」と評価してくれていますが、中には「勝手にこんな表を作って持ってこないでほしい」という医院もあるかもしれません。ご注意ください。

在宅勤務介護日記_在庫薬品の種類は薬局によって違う

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  昨年9月に相次ぐ胃腸の不調で入院し、今年1月に退院した母。体はかなり動くようになりましたが、すっかり元気、薬も不要、というわけではなく今現在8種類の薬を毎日飲んでいます。   退院後はじめて訪問診療の担当医に処方箋を書いてもらったときは大変でした。厳密には大変だったのは担当医と処方箋薬局の薬剤師さんですけど・・・。というのも薬局によって在庫している薬品の種類は商品名で見ると大きく異なっているからです。退院時に受けった薬の商品名そのままでは処方できなかったのです。   ———- <処方箋薬の一般名と商品名について> 一般名は成分を表す名前ですが、商品名は各製薬会社がその薬につけた名前です。(処方箋薬の一般名/商品名については こちら から。例えば一般名「酸化マグネシウム錠」のお薬の商品名は「マグミット」「ヨシダ」等があります。) ———-   訪問診療の主治医ははじめて処方する薬は前もって必ずご自身で薬局に電話をかけ、処方しようとする薬の在庫の有無を確認されます。それで母の時もわたしが行くかかりつけの薬局と連絡を取って、同じ一般名の薬でどの商品名の薬が在庫しているかを確認してから処方箋を書いておられました。   濃度も確認して調整しつつ(同じ商品名でも濃度が異なる場合、たとえば濃度が10mgのを1日1回処方されていて、薬局には5mgのものしかなかった場合、5mgを1日2回処方と変更)、同じ効果が得らるように商品名を書き換えておられました。   かなり面倒な調整をしてくださった先生と薬局の方に感謝です・・・。

在宅勤務介護日記_担当の民生委員さんが退任されます

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  父のころからお世話になっている民生委員さんがやってこられました。この度退任されるそうでそのご挨拶に来てくださいました。今は72歳、これまで15年もやってくださっていたそうです。( 民生委員のWikipedia ) 民生委員さんは年に二回必ず訪ねてきて我が家の高齢者の様子を聞いてくださっていました。今回も母の様子を聞いてくださって「今では簡単な家事もできるようになりました、たぶん次回の認定では介護度が軽くなると思う」とご報告すると目に涙をうっすらうかべて「それは本当に良かったなあ」と言ってくださいました。😂 最初お会いしたころに比べると、髪の毛も真っ白になられましたし、最初は自分で車を運転してこられていましたが、今は電動アシスト自転車です。自転車に「さっそうと」という感じではなくそろりそろりと乗っておられます。🚲 次の民生委員さんは50歳代の女性と伺っています。引き続きお世話になります。

在宅勤務介護日記_訪問診療は往診?

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母は訪問診療を受けています、というと「ああ往診ね」と言われることが多々あります。ドクターが自宅に来て診察してくれる、という点では訪問診療も往診も同じなのでわたしも否定しませんが、実は訪問診療と往診は異なる医療サービスなのです。(往診が訪問診療の一部、というイメージ)   訪問診療は計画的に行われるサービスです。ですので訪問日時は前もって計画されます。一週間から二週間に一度、定期的にかつ計画的に訪問して診察し、診療・治療・療養上の相談指導等が行われます。訪問診療を行う医院は厚生労働省に「 在宅療養支援診療所 」として届け出されています。(訪問診療に関する詳しいことは こちら から)     訪問診療をしてもらう際には、事前に訪問診療をしてくれる医院担当者から訪問診療の範囲についての説明を受けたり、お互いの緊急連絡先を交わしたり(訪問診療は看取りまで対応してくれますので、24時間対応となるため)という事務手続きがあります。     往診は、通院できない患者から要請を受けてかかりつけ医がその都度訪問し診療を行います。事前の手続き等は不要です。   訪問診療を受けている我が家の場合、母が昨年9月に入院した時に「退院後のことも考えて、往診してくれる病院に変えたいけどこの近くで往診してくれる医院を紹介してほしい」とかかりつけ医にお願いしました。すると「そんな寂しいこと言わないで、ここでも訪問診療しているから」と言われました。昔からのかかりつけ医のクリニックが在宅療養支援診療所だったのです。(知らぬが何とかとは言いますが、わたしもかなり無神経なことを言ったものです・・・恥)   我が家はたまたまかかりつけ医=訪問診療医でしたが、そうではないこともありますので、先のことを考えて早めに在宅療養支援診療所である医院をかかりつけ医としておくのも一計かと思います。実際私の周りには、元気なシニアの方ですが自分で通院できるうちにかかりつけ医を訪問診療をしてくれる医院に変更された方があります。 近くの在宅療養支援診療所は「 地域医療情報システム 」で検索ができます。

在宅勤務介護日記_そうめんにはくれぐれもご注意を

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うちの母は麺類が大好きです。病院で食が進まなかった母に、栄養士さんが主食をご飯からうどんに変更してくださったぐらいです。(ご飯は食べにくいけどうどんはまあまあの量を食べることができます。)家での昼食は毎日麺類とほぼ決まっていて、暑い間はそれがひやむぎやひやそうめんとなります。     このひやむぎやそうめんが高齢者には危険な食物なのです。特に冷やしたつけ麺はのどごしがよくてついつるっと噛まずに飲み込んでしまいますが、高齢になると飲み込む力が弱くなりこれが詰まってしまい窒息することがあるのです。     うちの母にひやそうめんを出すときは横で「そうめんは3本ずつ食べてな」とわたしが口うるさく言います。3本ずつというのは冗談ですが、でもそれぐらい少しずつ食べてもらいます。なぜかというと時々そうめんが詰まってしまうからです。本人も少しずつよく噛んで食べることを気を付けているのですが、ときどき食べる手が止まっています。「どうしたん?」と聞くと「詰まったみたい」とうめきます。うっかりつるっと多めの量を飲みこんでしまい、母の感覚としては食道にすきまなくぎっちりとそうめんが詰まったような気がするのだそう。     そうなったときのわが家の対処法ですが、母にしばらく食べるのを止めて上体をしっかりと起こし自然にそうめんが下りていくのを待ってもらいます。今のところこれで対処できていますが、そうめんによる窒息で重篤となる事例が実際にあるのだそうです。 東京消防庁の調査の平成20年から22年の調査 によると、そうめんによる窒息事故事例は70歳以上で6件そのうち重篤重症となられた方が3件、つまり50%の方が重篤重症となられました。     ですので高齢者がそうめんを食べるときは必ずそばに誰かがいて見守ること、もしそうめんが詰まった!となったときは、躊躇せずに救急車を呼ぶことが大切だと思います。     たかがそうめんとは言え本当に注意したいと思います。
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