在宅勤務介護日記_地域包括ケアシステムとは

 


地域包括ケアシステムとは地域包括ケアを受けるための仕組みのことです。(地域包括ケアとはこちらに書きました。)


地域包括ケアを受けるのは、急性期の治療を受けたのと同じ病院である場合もありますし、その人の治療によりふさわしい近隣の他の病院で受けることもあります。こういった近隣の地域全体で患者さんを包括的にケアする、というのが地域包括ケアシステムです。


地域包括ケアシステムで治療を受けられる(=入院できる)日数の上限は60日、と決まっていて、この日数はシステム内での上限です。(こちらをご参照ください。)つまり、A急性期病院の包括ケア病棟で20日入院した後B病院の包括ケア病棟に転院した場合、B病院の包括ケア病棟に入院できる日数は60日から20日を差し引いた40日、ということになります。(この地域包括ケア病棟入院日数が転院先でも引き継がれる、という点に意外と気づかれないケアマネージャーさんがいらっしゃいます。)


ですが、上記の例で言いますとB病院で40日入院していたけどまだ自宅での生活は無理という場合、さらに別の治療を受けることももちろん可能です。入院しておられる地域包括ケア担当のソーシャルワーカーさんにご相談ください。


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