在宅勤務介護日記_急性期病棟と地域包括ケア病棟
急性期病院について書いた回で、あえて書かなかった情報があります(正確には書かなかったというか、わたしの力では上手にまとめて書けなかったのです、すみません)。それは急性期病院の中には急性期病棟と地域包括ケア病棟がある、ということです。
急性期病棟は急性期の患者さんが治療を受ける病棟であることはこちらで説明しました。では地域包括ケア病棟とは何か?ですが、それは急性期治療が終了して症状が安定した患者さんが地域包括ケアを受けるために入る病棟のことです。
地域包括ケアとは高齢者に地域で総合的に行う世話のことです。高齢者がどのような身体状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるケアのことです。地域包括ケアシステムとはそのような世話を受けるための仕組みのことです。ですので、急性期が過ぎた患者さんは病院内で地域包括ケア病棟に移動します。(地域包括ケアシステムについてはまた別の時に書きます。)
地域包括ケア病棟ではどんな治療を受けるのか、ですがここでの治療は基本退院後自宅で過ごせるようにリハビリなどを行います。
前に、急性期病院からリハビリテーション病院に転院すると書きましたが、急性期病院の中に地域包括ケア病棟でリハビリできるなら、リハビリテーション病院へ転院しなくてもいいのでは?と思われる方もあるかと思います。実際わたしもこのたびの母の入院でそう考えました。地域包括ケア病棟とリハビリテーション病院との違いについてもまた別の時に。
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