在宅勤務介護日記_ポータブルトイレについて1<我が家での必要性>
母を在宅で介護すると決めたとき、一番最初に気になったのは母の排泄に関してです。排泄に関しては当初漠然と「今は紙おむつだし次はポータブルトイレを買うのか」と思いました。というのも排泄に関しては、ベッド上で紙おむつの使用→ベッド近くに置いたポータブルトイレの使用→自力歩行でのトイレへの移動と使用 という流れが一般的なものであり、我が家もそうなのだと思っていたからです。
とはいえポータブルトイレの購入にはかなり抵抗がありました。在宅勤務介護日記-レンタルor購入?でも書きましたが、ポータブルトイレは購入品です。購入にあたり給付金が支給されますが、使用者ひとりにつき1台までです(買ってみて気に入らなかったから2台目を買おうとなると、2台目は全額自費となります)。購入後場所も取ります。
購入するなら納得のいくものを買いたいけど試行錯誤は許されない、一発で決めたい。何をどう決めたら~???となり、まず本当の本当に買わないといけないものなのか?と我が家にとってポータブルトイレの必要性を考えました。
まずベッドの上で排泄する期間を短くしてやりたい、と考えました。というのは母本人がベッドの上での排泄にかなり抵抗があったからです。これは気持ちの上と排泄のやりやすさのふたつの面が関係していたのですが、つい最近まで自分でトイレに移動して行っていた排泄を、可能ならベッドの上ではなく以前のようにトイレで、排泄しやすい体勢で排泄したいという気持ちはよく理解できました。
とはいえベッドから立ち上がり家のトイレまで数メートルを移動することは、退院当初は不可能に思えましたし、できたとしても時間もかかったため排泄が間に合わなくなる可能性が大でした。
匂い問題や排泄物処理問題など気になることは他にもありましたが、それは他で対応することとして、「母のQOLを上げるためなら買おうじゃないか」と結論し、ポータブルトイレ選定に入りました。
選定するにあたり現在のポータブルトイレの機能について「へぇ」と思うことが多くありました。調べてわかったことを少しずつ書いていきます。
(我が家は現時点ポータブルトイレは未購入です。ヘルパーさんの巧みな誘導でベッドから比較的すぐに自力歩行でトイレへ移動することが可能になり、ポータブルトイレは使う必要がありませんでした)
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