父は片目が緑内障なので、眼圧を下げるための薬の点眼は欠かせません。先日その点眼薬がなくなりそうになったので、だめもとで内科のかかりつけ医に処方してもらえないか尋ねるとあっさりと「何か所も医者に行くのは大変やろ、いいよ、出すよ」とのご返答。「助かったー」と思って点眼薬の名前を言うと「ちょっと待て」との一言。ええっ?何?やっぱりあかん? 「かかりつけの眼科医ってどこや?」と先生に尋ねられたので「××眼科です」というと、「うーん、××眼科は往診してくれへんのやろう?○○眼科は往診もしてくれるからそこに変えたらどうや」とのご提案。ご提案というよりも、先生はわたしが口をはさむ隙もなくその場ですぐに○○眼科に電話をしました。 「うちの患者さんで緑内障の高齢者さんがいるんだけど、その患者さんにはCOPDがある。ほかの眼科で△△(父が使っていた緑内障の点眼薬)が出ているけど、これは使ったらよくないよね?βブロッカーやからね?」その後、内科の先生は2,3のことを○○先生と電話で打ち合わせて、△△の代替となる点眼薬を決めてささっと処方箋を書いてくれました。 多分わたしが「へ?ベータ??なになに???」という顔をしていたのでしょう、内科の先生が説明してくださいました。βブロッカーとは交感神経の興奮をおさえる働きがあり、気管を狭くし咳の発作を増悪させる可能性があるとのことでした。 βブロッカーについてのWikipediaの記述は こちら 点眼薬の一日の投与量はごくわずかですが、それもすでに何年も点眼してきています。ちりもつもればなんとやら、それで夜ごと咳が出ていたのかもと思うと、もっと早くに気づいてやればよかったなあと反省しきりです…。 眼科医を内科の先生のおすすめの○○先生に変えました。そのお話はまた別の機会に・・・。 βブロッカーは咳が出る人には良くないそうです